リポート これからのクリニック運営で必要な取り組みとは デジタルシフトも重要だが西洋医学以外の医療にも目を向ける
みなと元町内科クリニック 笠木伸平氏
インタビュー 医療分野で進む文書の電子化・ペーパーレス化 治験・臨床研究をクラウドで実施重要文書を電子データで管理
アガサ 鎌倉千恵美氏
和温療法研究所長 鄭 忠和
JA愛知厚生連 知多厚生病院 丹村敏則
沢井製薬 澤井健造
神眼科クリニック 神 大介
4世紀に欧州で大流行した「黒死病（ペスト）」。今から約100年前、世界的に流行したスペイン風邪。パンデミックはその都度世界を大きく揺るがし、健康被害だけでなく経済・宗教・戦争などさまざまに影響を及ぼす。今回の新型コロナウイルス感染症（COVID-19）では、人類の生活様式を強制的に変容させた。主なところでは社会的交流がデジタルに依存することになり、この流れは終息後も変わらないと言われている。デジタル化の流れは医療分野でも加速し、実際に以前からデジタル化を進めていたクリニックなどは、コロナ禍のなかでも医院経営を安定させている場合もある。文書の電子化も進歩し、治験・臨床試験の領域でも在宅ワークが進んでいる。デジタル化が避けられないアフターコロナの世界を今から考えたい。
