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明日を創る医療総合誌

CLINIC magazine クリニックマガジン７月号

月刊誌「クリニックマガジン」は、1975年4月に創刊されました。読者は、全国の中小病院・開業医が中心ですが、全国の医科大学や基幹病院の主要医局、国公私立病院の勤務医をはじめ製薬企業およびMRにも愛読者が増えています。

２０１４年７月号

視点

梅毒のアウトブレイク報告が続出
男性間で急増の梅毒、感染拡大を防ぐには
患者・医療従事者の意識改革が重要

国立感染症研究所感染症疫学センター　山岸拓也

特集

高尿酸血症治療最近の話題

患者の若年化と増加が認められている高尿酸血症。痛風の基礎病態だけでなく、高血圧、慢性腎臓病〈CKD〉、メタボリックシンドロームなどと高率に合併することが知られ、これら疾患の発症・進展に、尿酸の関与を示唆する報告が散見されるようになった。
昨今では、新たな作用機序の尿酸生成抑制薬が登場した。高尿酸血症患者に多く見られる腎機能低下例でも、中等度の腎障害までは用量調整の必要がなく、日本発の尿酸降下薬である点も注目されている。今特集ではこれらの話題について、専門医から解説いただいた。

[OVERVIEW/ 尿酸コントロールの新たな意義]

日本発の尿酸生成抑制薬を用いたエビデンスの確立に期待する

東京慈恵会医科大学　細谷龍男

[解説]

腎機能低下例における高尿酸血症の病態と治療の実際

兵庫医科大学　山本徹也

[解説]

メタボリックシンドロームにおける高尿酸血症治療の意義

大阪大学大学院　船橋　徹

特別企画／2014 診療報酬改定評価と課題〈PART1〉

主治医機能の評価／７対１入院基本料の要件厳格化

伊藤内科糖尿病科クリニック　伊藤眞一
恵寿総合病院　神野正博

遺伝子検査ビジネスの現状と課題

寿命や体質、能力などは遺伝情報のみで決定しない

北里大学大学院　高田史男

レポート

“恩返し”の気持ち胸に「JMAT宮城」が発足

てんかん治療の最前線

第55回日本神経学会学術大会より
「薬物治療」と「てんかん分野の遠隔治療」から見る、てんかん治療の最新動向

京都大学大学院　池田昭夫
中村記念病院　溝渕雅広
東北大学大学院　中里信和

連載／医療ICT 実践講座〈Q&A 編〉

クラークの活用でクリニックを活性化

メディキャスト　大西大輔

臨床

	新企画／押さえておきたい診療のコツ
	日常診療における危険なめまいの見分け方
	茅ヶ崎中央病院　喜多村　健

	新薬レビュー
	スーグラ錠
	大阪大学医学部附属病院薬剤部　小門諒平

	貴方も名医
	獨協医科大学　加藤広行

経営

	町山三郎の納得「節税」塾
	国税庁が敗訴した必要経費の取り扱い

	病医院経営“ 便利” 書式集（62）
	2014 年度診療報酬改定対応④ 在宅療養計画書兼訪問診療同意書モデル事例

	院長のための人事労務トラブル対策
	医療機関が活用してほしい助成金③
	わかさ合同社会保険労務士法人　西村篤志

	COML電話相談実例集
	感染症を発症してかかった呼吸器内科で誤診即入院と説明された挙句、死亡を前提に質問された… ほか
	COML　山口育子

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