|
ワクチンの世紀 |
|
先進諸国で使用されているワクチンが日本では認可されていない“ワクチンギャップ”は、ここ数年の間にかなり改善されてきたが、定期接種化への道はまだ遠い。一方で、新興感染症ワクチンや、次世代ワクチンの開発は急ピッチで進み始めた。臨床医の関心が高い小児領域ワクチンやインフルエンザワクチンを中心に、それぞれの専門家に感染症ワクチンの最新トピックスや展望を示していただいた。 |
|
[Interview/小児領域ワクチンの現状と課題] |
定期接種・任意接種の枠組み解消と 同時接種の普及が必要不可欠 |
新潟大学大学院 齋藤昭彦 |
[Interview/日本感染症学会・インフルエンザ委員会委員長に聞く] |
インフルエンザ/肺炎球菌ワクチンの併用接種が
予防医療の進展と医療費の削減をもたらす |
東北大学加齢医学研究所 渡辺 彰 |
[Interview/次世代ワクチン開発の展望] |
新規投与経路ワクチンや新規アジュバントが実用化間近に |
医薬基盤研究所 山西弘一 |
加速する製薬企業のワクチン開発競争 |
|