臨床の最前線で活躍する内科医が集う第24回日本臨床内科医学会(近藤邦夫会長)が10月10日・11日に金沢で開催され、約1,200人が参加した。テーマは、「未来の日本の医療を考えよう 内科医の結束を…」。 金沢での開催は1995年に次いで2回目となるが、今回は初めて北陸3県の内科医会が協力して合同開催した。テーマには、深刻化する地域医療の崩壊に対して、開業医、勤務医の別なく内科医が結束して立ち向かって行こうという思いが込められ、医療再生や在宅医療、日臨内の臨床研究・調査の発表など、未来の医療を臨床内科医の視点から考える企画が相次いだ。そのなかから主要な演題をレポートする。