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明日を創る医療総合誌

CLINIC magazine クリニックマガジン　１１月号

月刊誌「クリニックマガジン」は、1975年4月に創刊されました。読者は、全国の中小病院・開業医が中心ですが、全国の医科大学や基幹病院の主要医局、国公私立病院の勤務医をはじめ製薬企業およびMRにも愛読者が増えています。年間購読料には、11月発行の別冊・病院と診療所の経営指標が中心の特集号が含まれます。

２０１０年１１月号

視点

日本専門医制評価・認定機構が考える専門医の将来像
学会ごとの認定資格から
公的に認定された専門医制度に転換を

社団法人日本専門医制評価・認定機構　池田康夫

特別企画

メタボリックシンドロームとかかりつけ医

メタボリックシンドローム（MetS）の診断基準発表から５年半が経過したが、これまでは特定健診・保健指導による１次予防に注目が集まり、臨床医の実地診療における活用はいまひとつ進んでいない。
かかりつけ医はMetSの疾患概念にどう向き合っていけばよいのか。診断基準制定時の検討委員会委員長であった松澤佑次氏から実地医家へメッセージを発信していただくとともに、MetSに対する病診連携や地方診療所での積極的な取り組み事例を紹介する。

[インタビュー・メタボリックシンドロームの原点と将来展望]

―実地医家へのメッセージ―
MetS は生活習慣病を効率よく診療する概念

住友病院　松澤佑次

[レポート・MetS 教育入院クリティカルパスと病診連携]

３日間の入院で患者の態度は大きく変化

東京逓信病院　宮崎　滋

患者モチベーションの維持はかかりつけ医の役割

市ヶ谷診療所　泉田秀輝

[寄稿]

地方診療所におけるMetS への取り組みと得られた知見

角田医院　角田弘一

座談会・がん診療連携とガイドライン診療

がん地域連携パスが患者参加型医療を実現

〈ゲスト〉大阪府立成人病センター　堀　正二
〈聞き手〉大阪府内科医会　山家健一、福田正博、泉岡利於

特別対談

担税力No.1の医薬品産業は新成長戦略の要

参議院議員・医師　梅村　聡 vs バイエル薬品　栄木憲和

臨床

	Circulation News Watch
	カルシウム補給により心臓発作リスクが増大する可能性ほか

	新薬レビュー
	ネシーナ錠
	大阪大学医学部附属病院薬剤部　田渕裕子

	漢方診察ファイル（4）
	湿疹、アトピー性皮膚炎
	慶應義塾大学医学部漢方医学センター前嶋啓孝

	専門医に学ぶ知っておきたい診療ポイント（6）
	花粉性結膜炎に対する抗アレルギー薬点眼の選択と使用法
	順天堂大学　海老原伸行

	最新・薬物治療の実際
	COPDにおける気管支拡張薬選択のポイント
	信州大学　花岡正幸、久保惠嗣

	貴方も名医
	東京慈恵会医科大学附属第三病院　勝沼俊雄

経営

	病医院経営“便利”書式集（18）
	明日からできる未収金予防策 (3) 51年ぶりの通知改正で60万円以上の未収金を保険者徴収対象に

	町山三郎の納得「節税」塾
	年金型生命保険の二重課税に違法判決

	COML電話相談実例集
	医療費明細書を検証したら継続的な診察のはずが初診扱いに… ほか COML　山口育子

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