患者中心の医療を実現する地域連携では、「栄養管理」の視点が欠かせない。だが、開業医の認識は薄い。 一方、在院日数の短縮化、在宅療養の拡大によって、入院前や退院後に栄養管理が必要になるケースが増加している。病院NSTに加え、開業医や地域のコ・メディカルが参加する地域一体型の栄養連携チームの構築が不可欠だ。 栄養地域連携を組織的に進める大学病院医師、開業医、基幹病院医師、それぞれの取り組みを追った。
大阪市立大学大学院医学系研究科肝胆膵外科学 大場一輝
池岡クリニック(大阪) 池岡清光
東京保険医療公社大久保病院
慶應義塾大学 西村 甲