医療機関における「未収金」問題は、年々深刻の度を増している。四病協が2005年に行った調査では、加入3,270病院の累積未収金額は年間約219億円。3年間では約426億円にも上り、医療経営上の大きな課題となっている。 特集では、四病協が今年2月に発表した『未収金発生防止マニュアル・回収マニュアル』に示された考え方から、改めて「未収金」が内包する問題を整理。同時に、必要書式の提示を含め、すぐに取り組める「未収金」予防策を提案する。加えて、サービサーによる回収業務の実際についても紹介する。
四病院団体協議会 治療費未払問題検討委員会委員長 山崎 學
メディカル・テン 宮坂佳紀
都債権回収株式会社(京都市)