|
分娩に関連する脳性麻痺に対する無過失補償制度の法制化に向けて |
日本医師会・木下勝之 |
|
成人市中肺炎 最近の動向と治療戦略
〜起炎微生物の特定から最新知見を踏まえた診断と治療、予防および高齢者対応の実際〜 |
東北大学加齢医学研究所 呼吸器腫瘍研究分野 助教授
渡辺 彰 |
市中肺炎とは?
市民生活中に感冒の後などに発症するのが市中肺炎である。免疫能正常者に発症するため、強毒菌でなければ起炎菌とはなり難い。 一方、何らかの基礎疾患や合併症で入院中に発症する院内肺炎例は免疫能や感染防御能の低下があるため、健康人ではほとんど問題とならない弱毒日和見病原菌が起炎菌となりやすい。 各々起炎菌の種類や治療反応性が異なるので区別して対処すべきである。
本稿では、日本呼吸器学会(JRS:Japanese Respiratory Society)の『成人市中肺炎診療ガイドライン』を踏まえて市中肺炎への対応を述べる。 |
■市中肺炎の最近の動向
■非定型肺炎をなぜ鑑別するのか?
■JRS市中肺炎ガイドラインはどう改訂されたか?
■検査と診断の進歩
■外来/入院治療の見極め
■抗菌薬は何を選択するか?
■薬剤耐性菌にどう対処するか?
■高齢者市中肺炎への対応
■肺炎の予防、とくにワクチン療法 |
|
|
|
|
すぐに役立つ臨床治療情報 |
|
在宅医療における嚥下障害の対応法/誤嚥による嚥下性肺炎の予防を中心に
神津内科クリニック・神津仁 |
|
|
エビデンスに基づく最新の診断・治療ガイド |
|
自己免疫性溶血性貧血
自治医科大学・亀崎豊実、梶井英治 |
|
|
糖尿病食後過血糖改善剤投与の実際とその意義(1) |
|
症例から学ぶα-グルコシダーゼ阻害薬の役割
順天堂大学・河盛隆造 |
|
|
日本医師会代議員会・唐澤執行部の試金石 |
|
マイナス改定の後遺症にどう対応するのか/7対1看護の新設による看護師不足に危機感 |
|
|
|
フォトスタジオ |
|
栗原医院・栗原眞純 |
|
|
|