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明日を創る医療総合誌
CLINIC magazine クリニックマガジン 6月号
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2006年6月号  
 視 点 
レセプト電子化加算の評価と今後の展望
東京医科歯科大学・川渕孝一
 特集・2006年診療報酬改定の分析 Part4 
「療養病床の生き残り策を探る」
―医療療養病床の継続の必要条件は、医療度区分2・3が80%以上―
メディカル・テン代表 宮坂佳紀
医療療養病床においては7月より、これまでの定額報酬から医療度区分、ADL区分を組み合わせた新点数方式に改定される。 とくに、介護療養病床を抱える病院や医療度区分1の比率の高い病院では、今後の方向性を見誤ると経営面で死活問題となる。

本稿では、厚生労働省が実施した「療養病床に関する説明会資料」を基にポイントを整理。想定される選択肢を示すとともに、療養病床を抱える病院の今後の生き残り策を考えてみる。

 ・療養病床が抱える問題点を明確にするために知っておきたいこと
 ・医療療養病床の損益分岐点は医療度区分1の比率30%以下
 ・医療度区分2・3の比率80%以上のみが医療療養病床として存続
 ・介護療養型から医療療養型への転換の可能性は?

医療必要度が低い人への受け皿整備を急げ
永生病院・飯田達能ほか
 現場からの医療行政定点観測 
届出医療要件強化の波紋
 特 集 
セカンドオピニオンは定着するか!?
患者の自己決定権を尊重しつつ、いかに信頼を勝ち得るかがポイントに
患者の権利意識の高まりを受け、セカンドオピニオンが注目されている。 これまでも専門施設を中心に取り組まれてきた経緯があるが、4月の診療報酬改定で紹介元の医療機関への評価もなされたことで、医療機関のより積極的な取り組みへとつながっている。

しかし、医師と患者の関係性や情報提供のあり方、質の担保など、これまで指摘されてきた課題は果たして解消したのだろうか。 今特集では、セカンドオピニオンの現状と進むべき方向性について、医療提供者、患者、それぞれの視点からの意見を紹介する。
 「医師と患者の信頼関係のなかにセカンドオピニオンの未来はある」
栃木県立がんセンター・児玉哲郎
 「紹介状のいらないセカンドオピニオン外来があってもいい」
COML ・山口育子
 臨 床 
すぐに役立つ臨床治療情報
男性更年期障害におけるホルモン測定の意義
関西医科大学・松田公志
骨粗鬆症における食事療法の考え方〜骨質改善を中心に〜
辻学園中央研究室・広田孝子
最新・薬物治療の実際
更年期障害におけるHRT のあり方
愛知医科大学・若槻明彦
浅在性白癬の薬物療法〜外用療法のポイント〜
帝京大学・渡辺晋一
エビデンスに基づく最新の診断・治療ガイド
薬物性肝障害の診断
帝京大学・滝川一
がん治療が変わる
放射線治療体験的比較論〜日米の間に見えるもの〜
シー・エム・エス・ジャパン・芦野靖夫
貴方も名医
福井大学・山口明夫、石田誠
 経 営 
消費税10%時代に備えて
自治体病院における消費税の取り扱いと医療法人制度改革
東日本税理士法人・田村信勝
医療機関のリスクマネジメント
日常生活に潜む最大のリスクは「飲酒運転」
FPアソシエイツ&コンサルティング・神戸孝
町山三郎の納得「節税」塾
医療法人制度改革と今後の対策
病医院の人事・賃金
やる気を引き出す目標面接のすすめ方
日本病院人事開発研究所・下田静香
COML電話相談実例集
家族の同意なしに行われたリハ病棟入院中の歯科治療 ほか
COML・山口育子
 一 般 
フォトスタジオ
西川医院・西川博之



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