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明日を創る医療総合誌

CLINIC magazine クリニックマガジン　５月号

２００６年５月号

視点

厚労省から正式に専門医認定団体として認められて
専門医は危機管理を担保する存在として意義がある

日本東洋医学会・石川友章

特集・2006年診療報酬改定の分析 Part３

現場ではマイナス点数改定以外にも矛盾点が続出 ―同一日初診料・リハビリテーション・入院料等のマイナス改定の真の影響を考察―
?メディカル・コーディネート・コーポレーション・宮坂佳紀

2006年診療報酬改定から1カ月が経過した。今号では実際の医療現場におけるマイナス改定の影響と、改定後の算定で生じた矛盾点を考察する。また、介護報酬同時改定による非整合性の問題も併せて分析してみた。

・同一日複数科受診時の初診料算定
・理学療法Ⅲ基準取得の整形外科診療所でのマイナス影響
・亜急性期入院医療管理料の届出用件を満たさなくなった50床病院の
　事例
・全病棟で回復期リハ病棟入院料を算定している180床病院での影響
・疾患別リハの算定日数上限と急性増悪の考え方について
・経管栄養を持続静注している患者の入院時食事療養費
・「重症度・看護必要度に係る評価」の狙い　　　　　　　　　他

日医会長選・代議員会

唐澤祥人氏（東京都）が新会長に就任東西一騎打ち４６票差をつけて選任
竹嶋、岩砂、宝住各副会長をはじめ職務分担を発表

臨床

特集・エビデンスによる院内感染予防対策
「感染予防対策のスキルアップ」
－感染予防対策チーム・専任看護師等の役割、手洗い・手指消毒のトレーニング

ICHG研究会

感染予防対策では、いかに交差感染を防ぎアウトブレイクを未然に阻止するが最重要課題。そのためには、エビデンスによる感染対策はもちろんのこと、チーム医療を実践できる組織づくりが基本となる。

今特集では、感染予防対策チーム、同専任看護師、リンクナースにおける役割と責任を中心に解説する。医療現場における手洗い・手指消毒のトレーニングを交え、感染予防対策のスキルアップの要点をまとめた。

　１．はじめに
　　・感染予防対策に必要なポリシー、他
　２．感染予防対策を行うためのスキル
　　・組織における実行のポイント、他
　３．感染予防対策組織とその運営
　　・ICTの業務と役割、他
　４．手洗いのエデュケーションとトレーニングの実際
　　・効果的な手洗い「実習の方法」、他

	すぐに役立つ臨床治療情報
	慢性蕁麻疹治療におけるH2ブロッカーの位置付け香川大学・窪田泰夫
	子宮動脈塞栓術～子宮を切らない選択肢～子宮筋腫岡山UAEセンター・田頭周一

	最新・薬物治療の実際
	・虚血性心疾患の薬物治療大阪府立成人病センター・淡田修久

経営

	消費税10％時代に備えて
	消費税と補助金の返還東日本税理士法人・田村信勝

	医療機関のリスクマネジメント
	店舗総合保険の落とし穴 FPアソシエイツ＆コンサルティング・神戸孝

	町山三郎の納得「節税」塾
	役員退職金と税金

	病医院の人事・賃金
	病医院職員を主役にする目標面接制度日本病院人事開発研究所・下田静香

	COML電話相談実例集
	入院中はおとなしいが自宅で暴れる統合失調症の娘ほか COML・山口育子

新企画・医薬品フロントライン

「タキソテール」の進行性胃がんの適応をＦＤＡが承認ほか

第37回内藤記念科学振興賞

「イノシトールリン脂質による細胞骨格、細胞運動制御」のテーマで
竹縄忠臣氏（東京大学教授）が受賞

一般

	フォトスタジオ
	京都市立京北病院・阿部達生

	貴方も名医
	弘前大学・大熊洋揮、中野高広

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